人身事故・死亡事故

【罪の内容】
自動車の運転中に不注意から事故を起こし、怪我を負わせる事及び死亡させる事です。

【罪状及び量刑】
*7年以下の懲役若しくは禁固又100万円以下の罰金

【弁護活動について】
運転時の状況や相手方の状況、そして現場の状況を詳細に調査・確認の上、運転中に不注意(過失)が無く、事故の発生を避ける事が出来なかった事を立証していきます。

飲酒運転

【罪の内容】
飲酒をし自動車やオートバイを運転していた場合の犯罪です。

【罪状及び量刑】
*酒気帯び運転の場合は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金(道路交通法117条の2の2)
*酒酔い運転の場合は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(道路交通法117条の2)

【弁護活動について】
なぜ飲酒をし運転したのか、飲酒の量、過去の交通違反の履歴などの情報と反省の姿勢をアピールし、情状酌量の判断を求めていく事が弁護活動となります。

ひき逃げ・当て逃げ

【罪の内容】
ひき逃げは、自動車やオートバイの運転中に、人に死傷を与える事故を起こしたにもかかわらず、救護や各種連絡等を行わずに現場から立ち去るという事を行う事です。
当て逃げは、人の死傷は伴わない事故を起こしたにもかかわらず、必要な措置を行わずに現場から立ち去るという事を行う事です。

【罪状及び量刑】
[ひき逃げ]
*10年以下の懲役または100万円以下の罰金(道路交通法117条2項,72条1項前段)
[当て逃げ]
*1年以下の懲役または10万円以下の罰金(道路交通法117条の5第1号,72条1項前段)

【弁護活動について】
事故発生時の状況の詳細な確認及び、現場から立ち去らなければならなかった理由が、正当性のある事由である事を主張していく事になります。
また反省の姿勢や誠意ある対応で、示談交渉をすすめていく事も同時に行っていきます。